2026.08.06
洋菓子店の設計で大切にしている3つのポイント|“おいしさ”を引き立てる空間づくり
洋菓子店は、味はもちろんのこと「見た目」と「空間の印象」もお客様の満足度を大きく左右します。
私たち設計事務所では、洋菓子店の設計を行う際、“お菓子そのものを主役にする空間”をテーマにしています。
この記事では、これまでの設計経験から感じる「洋菓子店づくりの3つのポイント」をご紹介します。
1. 動線設計 ― お客様の視線をデザインする
洋菓子店では、入店してから商品を選び、購入するまでの“流れ”がとても重要です。特に、ショーケースの位置と動線の関係は売上にも直結します。
- 入店して最初にお菓子全体が見えるレイアウト
- 注文待ちと会計待ちのスペースを分ける工夫
- 季節限定商品を自然に目に入る位置に配置
私たちは、実際の販売オペレーションをシミュレーションしながら、
スタッフが働きやすく、お客様が迷わない導線を設計しています。
2. 照明計画 ― 光で“おいしさ”を演出する
スイーツは、照明の当て方ひとつでまったく印象が変わります。ポイントは「色温度」と「演色性」です。
- 生ケーキやフルーツは、やや高めの色温度(4000K前後)でみずみずしさを演出
- 焼き菓子やチョコレートは、暖色系の光(2700〜3000K)で香ばしさと深みを表現
- 全体照明は明るすぎず、ショーケース内の光で商品を際立たせる
店舗全体が明るすぎると、お菓子がかえって目立たなくなることもあります。
「光で味を伝える」ことを意識して、最適な照明バランスを設計しています。
3. 素材と色 ― ブランドの世界観を表現する
洋菓子店の内装デザインは、単に“かわいい”や“高級感”ではなく、ブランドのストーリーを空間で語ることが大切です。
- ナチュラルな素材を使った温かみのある雰囲気
- 石や金属で高級感を演出するスタイル
- パステルカラーで優しさや親しみを表現
私たちは、ロゴやパッケージデザインとの整合性も重視し、
“ブランド全体のトーン”を空間に落とし込む設計を行っています。
まとめ
洋菓子店の設計は、「美味しさをどう見せるか」という視点が何より大切です。
動線・照明・素材が調和することで、お菓子の魅力が最大限に引き立ち、お客様が“また来たい”と感じるお店になります。
私たちはこれからも、お菓子づくりと同じように丁寧な設計で、一つひとつの店舗に“ブランドの香り”を宿す空間づくりを目指しています。
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有限会社ディオプランニング
住所:東京都練馬区石神井町7-27-19
センチュリー石神106号
電話番号:03-5910-7260
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